uucd が v2.5 になってから Decode されたファイルが "Untitled" になったり、壊れたりしなくなりました。
Mac でまとめて添付ファイルを取り出したい場合は、先ず uucd を使用されることをお薦めします。
但し v2.5 は BinHex Decode に Bug が在って Type 2 Error で落ちますので、必ず v2.5.1 を使う様に。
画面上で分割されたファイルが認識されていないこともありますが、 殆どの場合は特に気にしなくても上手く取り出してくれます。 例:
保存できない場合は添付ファイルが順番に並んでいる事を確認して、 右端の [?] をクリックし、ファイルの先頭や終端のアイコンを変更すれば 取り出せるでしょう。
uucd は ファイル名の記号類 ( # & - . _ 以外全て ) や制御文字 ( 0x00 .. 0x1F ) を削除してしまいますので、日本語などの 2 バイト文字が使用されていた場合、元のファイル名に復元出来無くなります。
[ファイル名.jpg] が ISO-2022-JP だった場合
[ファイル名.jpg] が Shift_JIS だった場合
uucd はファイルのエンコードも出来ますが、ファイル名に日本語などの 2 バイト文字が含まれていた場合も そのまま Shift_JIS (か UTF-8 ?) になってしまいますので、送信してはいけません。 これは Mpack 1.5 や UULite 3.0.1 でも同様です。
例えば Netscape でファイル名に 2 バイト文字が含まれる場合
Content-Type: image/jpeg; name="=?iso-2022-jp?B?GyRCN240KUxwSXRIfkpmGyhCMDEuanBn?=" Content-Transfer-Encoding: x-uuencode Content-Disposition: inline; filename="=?iso-2022-jp?B?GyRCN240KUxwSXRIfkpmGyhCMDEuanBn?="
のように B エンコードされ、更に UUencode ならファイル名が 16 進 (%..) にエスケープされています。
begin 644 %8C%8E%8A%A7%96%EE%95%94%94%FC%95%E401.jpg
これは Netscape などでは正常に復元され下記のようになります。
Name: 月刊矢部美穂01.jpg Type: JPEG Image (image/jpeg) Encoding: x-uuencode
しかし、ファイル名部分をエスケープしただけの物は NewsReader は復元してくれないようです。
Name: %8C%8E%8A%A7%96%EE%95%94%94%FC%95%E401.jpg Type: JPEG Image (image/jpeg) Encoding: x-uuencode
ファイル名は [ 0-9 A-Z a-z - . _ ] だけに留めると安全でしょう (Space (0x20) も使わない)。
YA-Decoder もファイルが壊れることはあまりありませんが、
ドロップしたファイルの最初に出てきた Encode 方式 ( Base64 / UUencode )
のどちらかしか取り出すことが出来ません (これは、YA-NewsWatcher
のヘルパーとして使用することが前提になっている為と思われます)。
Encode 方式が判っていれば、予め保存するファイルを分ける
等の対策をすることで、全てのファイルを取り出せます。
YA-Decoder はファイル名のアルファベットを全て小文字に 変換してしまう事がありますので、ファイル名に日本語など 2 バイト文字が使用されていた場合、元の文字列に復元出来なくなる 事があります。必ずそうなる訳でも無く、どう云った条件の時 そうなるのかは良く判りません。
[ファイル名.jpg] が ISO-2022-JP だった場合
[ファイル名.jpg] が Shift_JIS だった場合
Decoder 1.3.7 (68k, ppc)
は稀にファイルが壊れることがあります。
しかし、添付ファイル名に 2 バイト文字が使われていた場合、予め
Shift_JIS に変換しておけば取り出すことが可能です。
Decoder v2 以降はあまり具合が好くないです。
Decoder v3 以降はちょっと増しになった様です。